【ちゃんと理解してから使用しよう】
前回は「脱毛を止める」という事で「デュタステリド」について、詳しく調べてみました。
今回はもうひとつ処方された「ミノキシジル」について、調べてみます。
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▼ミノキシジルとは?
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まず、ミノキシジルについての基本情報は;
- ミノキシジルとは、薬の名称ではなく、基は血管拡張薬として開発された「成分」の名称。
- Johnson & Johnson社が開発し、高血圧症治療の内服薬の成分として1979年からアメリカで使用され始めるが、治療中の患者に多毛が認められたことから、あらためて外用の発毛剤の成分として開発が進められ、ミノキシジル配合の発毛剤が医薬品として承認
- ミノキシジルには、正常なヘアサイクルに戻す作用があり、毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛、育毛、壮年性脱毛症(抜け毛)の進行予防に効果がある
- 壮年性脱毛症(「男性型脱毛症」あるいは「AGA(Androgenetic Alopecia)」)は、ヘアサイクルにおける初期成長期に男性ホルモンが作用し、後期成長期毛と呼ばれる太い毛に成長せず、そのまま後退期毛を経て、休止期毛になることを繰り返すことにより、毛髪が薄く見える状態になる症状だが、ミノキシジルはこの症状に効果を発揮することが確認されている
- 日本以外ではRogaine/Regaineの商品名で売られている。
- 日本では一般用医薬品として各社から市販されている(リアップ等)
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▼Regaine? Rogaine?
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今回、皮膚科で処方された外用薬はコレ↓
ロゲイン・フォーム(5%ミノキシジル配合)5,500円
明細には「ロゲイン」とありますが、記載を見ると「Regaine(レゲイン)」と読めますね?
しかもパッケージはドイツ語表記!?
なんか、アヤシイ・・・と思い、調べてみました。
- ロゲイン(Rogaine)とは世界ナンバーワンといわれているJohnson&Johnson製の男性用外用発毛剤、一般用医薬品。ロゲイン・フォームは、頭皮に直接塗布して使用する。従来のロゲインとの違い、泡状(フォーム)になっているため、液だれがなくしっかりと塗布できる。米国FDA(食品医薬品局)認可の有効成分ミノキシジルを5%含みます。ミノキシジル発毛剤は、世界90カ国以上で使用されてる。ロゲインの有効成分であるミノキシジルは、日本皮膚科学会で最高ランクで推薦されている。尚、英国やドイツなどユーロ方面ではレゲイン(Regaine)として販売されているが、同じ商品である。
と、いう事で、大丈夫!!アヤシくなかった!!
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▼ミノキシジルを知ろう
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気になることをいくつか調べてみました。
■どれくらいで効果が出るの?
- 一般的に効果が出るまでは使用開始から約6カ月程度
- しかし、個人差があり、早いと3カ月程度で効果が出る場合がある
早い段階で効果が出ないからといって諦めずに、最低でも6カ月間は継続して様子を見るのが良さそうです。
■副作用はあるの?
- 厚生労働省調査会からの報告「ミノキシジルのリスク区分について」
- 副作用発現症例:3,072例中271例(8.82%)378件
- 「適用部位そう痒感」123件
- 「適用部位発疹」43件
- 「頭部粃糠疹」33件
- 「接触性皮膚炎」32件
- 「適用部位紅斑」31件
- 「適用部位刺激感」13件
- 「頭痛」10件
以上より、長期投与の場合で重篤な副作用はほとんどないものの、目立つところでは以下の副作用が報告されているようです。
以下、大正製薬さんのHPを参考にいくつか抜粋してみます。
- 初期脱毛
- 治療開始の初期段階でみられる抜け毛の増加を「初期脱毛」という。
- 初期脱毛は、AGA治療を行う上で多くの人にみられる副作用で、個人差はあるものの、使用開始後約2週間から8週間ほどで起こる可能性がある。
- 初期脱毛が生じるメカニズムには「ヘアサイクル」が関係している。AGAによって休止期にあった毛包が治療薬によって成長期へ移行することで、古い髪の毛が新しい髪の毛に押し出されるため脱毛が起こる。初期脱毛のタイミングで治療をやめてしまうと調整されていたヘアサイクルが元の状態へ戻ってしまうため、初期脱毛が見られた場合でも継続して治療を行うのが望ましい。
- 皮膚炎
- 外用薬使用による皮膚トラブルも副作用として報告されている。
- 搔痒感(そうようかん)、発赤(はっせき)、落屑(らくせつ)、毛包炎、接触性皮膚炎などを発症する可能性がある。
- 発現率は高くないものの、肌に合わないと感じた場合は使用を中止し医師に相談の上、他の治療方法を検討するのが良い。
- 動悸・息切れ
- 血流促進作用があるため、動悸や息切れなどの副作用が起こる可能性がる。
- また、ミノキシジルはもともと降圧剤であることから、血圧が不安定な方や心臓疾患がある方などは心機能障害や不整脈が起こる恐れもある為、低血圧の方や、高血圧で降圧剤を服用中の方、心臓に障害のある方はミノキシジルの服用に際して必ず医師へ相談が必要。
- その他
- 全身の体毛が増えてしまう「多毛症」
- 「肝機能障害」
- 「むくみ」「めまい」「立ちくらみ」
いずれも発現率は高くないそうですが、治療中に気になる変化があったら医師への相談をしたほうがよさそうですね。
もうひとつ。
こちらも念のため気にしておいたほうがよさそうです。


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